サッポロビールの企業分析

今回はサッポロビールの企業分析をしていきます!
ビール業界での超大手企業ですね。
大学生にも人気の企業の一つです。
実は不動産でも収益を得ているサッポロビールですが、今後酒類中心の経営をしていく方針だそうです。
web制作会社でマーケティングも担当していたぼくが、今回サッポロビールをフレームワークを活用して分析してみたのでみていきましょう!
黒澤友貴さん著書の「マーケティング思考力トレーニング」を参考に作成しています。

いかがでしょうか?
サッポロビールについて理解が深まりましたでしょうか?

もし自分がCMOだったら?の項目で、売上が5%向上すると見込む根拠は、以下の要素に基づいています。

1. クラフトビール市場の成長

日本におけるクラフトビールの市場のシェア率はおよそ1%ですが、クラフトビール市場は近年拡大しており、特に個性的な味や製法にこだわる消費者からの需要が高まっています。サッポロビールがこのセグメントに強化を図ることで、新規顧客を取り込み、売上増が期待できます。クラフトビールの成長率が高いため、新製品の投入による売上増加は大きな影響を与えるでしょう。

2. 若年層・健康志向の取り込み

若年層のアルコール離れが指摘されていますが、健康志向のノンアルコールビールや低糖質・低カロリービールの需要は増加しています。サッポロがこのトレンドに合わせた新製品を積極的に展開することで、若年層や健康志向の消費者層を獲得でき、売上向上が見込まれます。

3. プロモーションの強化

特にデジタルプロモーションやSNSを活用したマーケティング活動の強化が若年層のエンゲージメントを高めます。サッポロビールは従来のテレビCMに加え、SNSインフルエンサーやオンラインキャンペーンを通じてブランド認知度を拡大し、これが売上に寄与すると予想されます。

4. 既存顧客のリピート購入

高品質な商品に対するブランドロイヤルティが強い「黒ラベル」や「エビス」などの既存顧客のリピート購入をさらに促進することが、安定した売上増加につながります。特に「黒ラベル」のファン層を増やし、リピート率を高める施策を行えば、売上の底上げが期待されます。

結論

これらの要素を総合すると、新しい市場セグメントの開拓と、既存の強力なブランド力を活かした施策によって、売上は5%程度の成長が見込めるという判断ができます。これに加え、アルコール市場自体の成長率や業界全体の動向も考慮しています。

ぼく個人的にはクラフトビールの開発を押していきたいです。


例えばサッポロビールのファンを獲得するためのターゲットとして20代女性をターゲットに。
お酒が弱くあまり飲めないが会社での飲み会があり参加することが多々あり。
若手なので幹事として店選びをする。
そんな時、低アルコール度数のクラフトビールがあるお店を見つける。


といったターゲットに向けてクラフトビールを開発したらどうでしょう。サッポロという名前、地名、ブランド力を生かしたクラフトビールが開発できると思います。

この記事がサッポロビールを目指す方のお役に少しでも立てれば幸いです。
今後分析してほしい企業がありましたらコメントをくださいな。

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